ドミトリーのストレス

ドミトリールームは、宿泊者が他の人と同じ部屋を共有する形態の宿泊形態のことを指します。ベッドが並べられていて、水回りが共用となります。

◉ プライバシー空間

プライベートな空間が限られており、特にカーテンや仕切りがない場合、他人の視線が気になることがあります。また、各ベッドに電灯が備わっている場合、明かりで起こされる可能性があります。

ここについては、ベッドごとに仕切りとなるカーテンがあると解消します。カーテンを閉めるだけで、個室のような空間ができますし、他の影響を受けづらくなります。ネパールやモンゴルでは、カーテンがなかったことで、他人の行動の影響を受けました。

◉ 空調の調整不足

エアコンが個別に調整できない場合、快適な環境が確保しにくいことがあります。基本的には1室1つのため、調整することは難しいといえます。

インドネシアやブルネイでは、冷房が効きすぎて、夜凍えるかと思いました。常夏のような暑い国では、往々にして部屋の冷房温度は低く設定されていることが多いように感じます。

◉ 他の宿泊者と共有する音と灯

一部屋に複数人が泊まるため、いびきや話し声、夜遅くの物音などが騒音として挙げられます。日本のカプセルホテルのように、ある程度の性能を備えた施設でないことがほとんどであるため、音と光については強制的に共有することになります。

過去の経験でいうと、ネパールでは新年の祭りに参加してたであろう旅行者が早朝近くに帰宅してきたこともありましたし、モンゴルでは部屋の電灯が大きく明るかったため明かりで目が覚めたことがあります。

◉ 共有スペースの混雑

バスルームやシャワールームが共用の場合、特に朝や夕方のピーク時間に混雑することでストレスを感じることがあります。

特にはトイレかもしれません。モンゴルでは、トイレとシャワーが一体となったユニットタイプだったこともあり、朝がかなり混んでいて待つことになりました。

ちなみにですが、以下については人によって気になるだろう項目ですが、わたし自身は気になったことがありません。

・ベッドの揺れ・・・2段ベッドの揺れは気になったことがありません。

・ベッドの快適さ・清潔さ・・・マレーシアで泊まったドミトリーは明らかにダニが繁殖してた不快感のあるベッドでしたが、それ以外で特には感じたことがありません。近年は特に、清潔さは保たれていることが多いと感じます。

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