ブルネイについて思い出の写真からご紹介していきます。
ブルネイ・ダルサラーム国へは2019年04月に行きました。訪れた街は首都バンダル・スリ・ブガワンのみですが、そもそも国土が25番目の大きい三重県くらいしかない小さな国です。言語はマレー語、通貨はブルネイ・ドル(BND)です。ブルネイ・ドルはシンガポール・ドルと等価交換されているため、シンガポールドル紙幣を使える場所が多々あります。
正直、ブルネイは小さい国であり、観光名所が多いかといわれればそこまで豊富ではありません。ただスタンスとして1回の旅行で1カ国と決めていますので、ブルネイのみで1週間滞在したことはかなり珍しいのではないでしょうか。
“モスク”ー壮麗なドームや繊細な彫刻が織りなす神聖な空間
ブルネイを象徴するモスク。写真は”Jame’ Asr Hassanil Bolkiah Mosque”。イスラム教が国教となっており、イスラム教徒が約80%となっています。そのため、モスクは大小さまざまな形のものがどこにでもあります。
他のイスラム国家のモスクとの違いは、とにかく建物の立派さ。見た目もキレイで大きく、威厳があります。総工費が桁違いだろうことが伺えます。
ブルネイの最大の特徴は、水上都市があることです。”カンポン・アイール”。
首都Bandar Seri Begawanのブルネイ川にあり、建物は全て水上に出た支柱の上に建てられています。タイの水上都市とことなる点は、観光地化しておらず、実際に多くの地元民が住まわれていることです。
ブルネイの素朴な生活を間近で見ることができます。舟で移動するだけでもかなりわくわくしますし、道も木で作られているので、歩く度に軋む感覚が面白かったです。
ブルネイはマーケットも至るところにあります。地元民が食べ物や日用品を買うためによく使っていました。
東南アジア諸国との違いは、きちんと作られた建物の中で行われているところも多く、どのマーケットにも屋根がありました。それでも中で売られているものは、安く、新鮮なものが多かったです。
売り場にいる人はどの方も親切でした。活気もあり現地の人の優しさに触れられる良い場所でした。
富豪が作った遊園地”ジュルドンパーク”。公園とは違う、でも遊園地なのか?という狭間の感覚でした。
入園料だけ払えばアトラクションに乗らずとも見て回ることができます。ブルネイ政府によって10 億ドルの 資金提供を受けたとあって、敷地はかなり広いです。規模と設備で言えば、東京ドームシティアトラクションズに似ているように感じました。
Nodding donkey pumps、”ポンプジャック””うなずくロバ””ウォーキングビーム”と呼ばれているものです。油田から原油を汲み上げるために使用される、ボーリングポンプの地上駆動装置です。
1929 年にブルネイで最初に石油が採掘された場所がであり、それ以来この国の石油・ガス産業の中心地となっています。町には小売店、生鮮食品市場、スーパーマーケット、銀行サービスがほとんどありません。
原油を引き上げるための装置のため、世界各国にあります。ブルネイのものは、オレンジ色と緑色の装飾がなされていて、小さく太いので可愛らしさがあります。
宿泊したゲストハウスです。外がクソ暑いのと対比的に、クーラーがガンガン効いていて寒かったです。
こちらは先程のマーケットとは別のマーケットでの厨房。本当は中に入れるものじゃないのですが、写真に映るお母さんと仲良くなって話してました。
彼女が提供する食べ物は多岐にわたりますが、串だったりインドミー※を使った料理もありました。
※インドネシアの即席麵で、汁つきで食べるラーメンタイプと、汁なしの焼きそばタイプがある。
ただし、彼女はインドネシア出身です。おそらくブルネイも多国籍であり、さまざまな歴史を持っていることが伺えます。
暑いブルネイでは飲み物が欠かせません。飲み物を頼むとかなりの大きさでもらえます。
最後は、石油大国の象徴ともいえるモニュメント”Billionth Barrel Monument”。セリアの陸上油田で生産された 石油10 億バレルの生産を記念してつくられたようです。