旅を安全第一に考えるコツ

旅は人生にとって素晴らしい経験と冒険の連続ですが、世界の多様な国々を訪れる中で安全を最優先にすることは重要です。

これまで30カ国を旅した経験を元に、旅行中に気をつけるべきポイントをご紹介します。

初めて訪れる国では特に、危険地帯がどこかわかりません。

日本出国前であれば、外務省の危険レベルマップを見て判断することも良いと思います。

あとは、『地球の歩き方』などで、危険地域となっている場所には気をつけましょう。

どうしても用事がある、通り過ぎる必要がある場合は、昼に訪れるのみが無難です。

大切な貴重品は常に身に着けて、盗難や紛失を防ぎましょう。

貴重品とは、パスポート、現金通貨（クレジットカード）、携帯電話（インターネットに繋げられる電子端末）くらいでしょう。他は最悪なくなってもどうにかなります。

ホテルのセーフティボックスを利用したり、貴重品をバラバラに持つことで、リスクを軽減できます。ただし、世界のゲストハウスンには泥棒宿と呼ばれる、貴重品を狙った宿が存在します。これは事前情報を入手して防ぐ以外方法がないので気をつけたいです。

昔は、バックパックに南京錠付きのワイヤーをベッドに固定する、とかやっていました。が、そこまでめくじら立ててやっても自分の行動範囲を狭めすぎる可能性があり、なにより心理的負担が大きいです。貴重品は手放さず持っていて、管理はある程度で良いと思います。

訪れる国の文化や習慣を尊重し、不適切な行動を避けましょう。特に宗教的な場所や伝統的な行事では、服装や態度に気を配りましょう。

相手が誰でも、どこを歩いても、日本の常識は非常識です。どのような場合もまずは目の前の人をリスペクトして対応することが望まれるでしょう。

万が一の緊急事態に備えて、現地の緊急連絡先や大使館の情報をメモしておきましょう。

また、旅行保険を事前に加入しておくことは必須です。

前述した「貴重品とは、パスポート、現金通貨（クレジットカード）、携帯電話（インターネットに繋げられる電子端末）」と書きましたが、この中でパスポートの再発行がかなり難しいといえます。そのため、パスポート再発行の準備はしていったほうが良いと思います。