被害の詳細
被害者はスマートフォン以外の所持品をすべて盗まれました。具体的な被害内容は以下の通りです。
- バックパック(リュックサック)とその中身すべて
- パスポート
- 現金
- 世界一周のためのバックパッカー装備一式
- 強盗対策用に持っていた予備のスマートフォン
- 被害総額はおよそ40万円相当にのぼります
- この結果、パスポートを失ったことで旅行を中断し、日本へ一時帰国することを余儀なくされました。
発生場所と日時
- 場所はスペインのバルセロナです
- 時期は動画の公開日(2025年8月24日)の数日前、動画内では「一昨昨日(さきおととい)」と語られています
犯行の手口
典型的な「鳥のフン詐欺(ケチャップ強盗の類)」と呼ばれる組織的な手口です。
- 仕掛け 歩行中に木の上などから白い液体(鳥のフンに見せかけたもの)をかけられます。
- 動揺を誘う 被害者が汚れに気づいてリュックを地面に置き、あたふたしている隙を狙います。
- 接近 犯人Aが親切な通行人を装って近づき、ウェットティッシュなどで汚れを拭くのを手伝うふりをします。
- 死角の作成 犯人Aは、被害者の視線がリュックから外れるような位置に立ち、注意をそらします。
- 窃盗 その隙に別の共犯者である犯人Bが地面に置かれたリュックを持ち去ります。
- 逃走 犯人Aは「泥棒を追いかけるふり」をしてその場を立ち去り、そのまま姿を消しました。
論理的な対策案
この事件を踏まえ、同様の被害を防ぐための対策を論理的に整理します。
1 物理的な防衛策
- 荷物を体から離さない いかなるトラブル(汚れの付着や接触)が発生しても、荷物を地面に置かないことを徹底します。汚れを拭くのは安全な屋内(ホテルや警察署など)に移動してから行います。
- 貴重品の分散収納 パスポートや予備のクレジットカード、高額な現金はバッグに入れず、マネーベルトなどで肌身離さず身につけます。今回、ポケットに入れていたスマホだけが無事だったことがその重要性を裏付けています。
2 心理的な防衛策
- 過度な親切を疑う 海外の治安不安地域で、見知らぬ人間が突然距離を詰めてくる場合は、善意よりも犯罪の意図を疑うべきです。「結構です(No thank you)」と強く拒絶し、すぐにその場を離れる判断が求められます。
- 油断の排除 動画主も語っている通り、ヨーロッパの平穏な雰囲気に慣れてしまい、事前の犯罪手口調査を怠ったことが要因の一つです。渡航先ごとに流行している犯罪手口を事前に外務省の安全ホームページなどで確認しておく必要があります。
3 事後被害の最小化策
- クラウドへの書類保存 パスポートの写しや航空券の控えなどをクラウド上に保存しておくと、再発行の手続きがスムーズになります。
- 緊急連絡先の把握 現地の日本大使館の場所や電話番号、カード会社の紛失連絡先を控えておくことで、パニックを防ぎ迅速な対応が可能になります。
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